三角の月

星よみ*タロットと日々のゆるり

まーちゃん

中学生のわたし、とても楽しかったな〜と思う。

A組からG組まで、いろんな人と交流があって廊下を歩くだけで楽しかった笑

過去の記憶はどんどん消えて、正直ほとんどのことをざっくりとしか覚えていないけれど(細かく覚えている人、すごいな〜と思う!)、

あの3年間がいちばん素直に生きていた感じ。

 

そのあとから、家庭環境にも敏感になり、反抗期も重なり、いろんなことに対して冷めてしまった。

逆に好奇心で突っ走るようになったり、洞察力を身につけたり笑

まぁ、それはそれで人生としてはおもしろい♪

 

中学生のころを振り返ると、必ず「まーちゃん」を思い出す。

小学校から一緒だった まーちゃんは、知的障害をもつ男の子で会話はほとんど成り立たなかったけれど、みんなとおんなじクラスで授業を受けて、彼ができないことや困ることはみんなで面倒をみていた。

まーちゃんはわたしにとても懐いていて、いつも「コウ〜コウ〜」と近寄ってくる。

 

卒業後は3つの小学校から生徒が集まってひとつの中学校に進んだ。

一気に生徒数も増えて、まーちゃんは一応A組だけど特別支援クラスで授業を受けることになった。

わたしとも別々のクラスになり、部活を含めて学校生活を楽しむ自分とは接点がなくなってしまうだろうなと思っていた。

 

でも、まーちゃんは3年間ずっとわたしに会いに来た。

 

全校集会などでみんなが体育館に集まるとき、クラス別に全員で廊下に並んでから、ぞろぞろ歩いて移動していた。

(今、考えると個々に自由に集まれば良くないか?と思う笑)

そのときに、廊下の端っこにあるA組から、これまた廊下の端っこに位置するわたしのG組まで、まーちゃんが来るのであった。

 

並んでいると「コウ〜コウ〜」と隣に立ってG組に混ざろうとする。

「あ!また、まーちゃん来ちゃったの!」と

彼をA組まで連れて行くというのが、誰も違和感を覚えないほど当たり前の光景だった。

 

本当になんてことないその場面。

そこをいつも思い出す。

中学を卒業してから一度も会っていない彼。

元気でいてくれたらいいなって思う。

 

人や物ごとに対して素直な感情で向き合っていた中学生の自分のように、なりたいなって今の年齢で思っています。

もっとナチュラルに生きたい。「自分」で生きたい。

他の人から見たら、自由でいつも楽しそうって言われるけど、本当はもっともっと自由になりたい。

たぶん今の日本がどんどん窮屈な社会になっているから、余計に反骨精神が湧いてくるのかもしれません笑

 

山のなかで見つけた羽根♩

キジかなぁ〜キレイだな。