三角の月

星よみ*タロットと日々のゆるり

10年後の感謝

パートナーが久しぶりに同級生数人と会って帰ってきた日に

「◯◯さんがコウのこと褒めてたよ」と。

(コウ=わたし)

 

わたしが◯◯さんに会ったことなんて、ずいぶんと前に2回ぐらい。

ナゼ?褒められること?はてなハテナ。

 

10年ほど前に◯◯さんはスノボー事故で半身不随になったことがありました。

彼がリハビリセンターに移ってしばらくして、パートナーと一緒にわたしもお見舞いに行ったんです。

その時のことを語っていたそうで、「あのとき、コウさんからもらったマーブルチョコが本当に嬉しかった。とても元気がでて励みになった。ありがとう」と。

お見舞いに行ったことは覚えているけれど、自分が彼に何をあげたか、何を話したのか、まったく記憶になく・・そっか、わたしマーブルチョコあげたのか(^_^*)

マーブルチョコ、わかるかな。色とりどりのコーティングされたチョコ。筒状のパッケージに入ってるチョコ。明治だったかしら。

果物とか大袈裟なものじゃなかったのが良かったそうで、「あのとき、マーブルチョコいっこいっこ食べるの大変だったよ〜あはは」と笑って話してくれたそうです。

普通、マーブルチョコなんてあげないですね笑

今でも好きですが、当時ハマっていたんだと思います。チョコを食べ終わった筒で人形つくって遊んでたぐらいだから笑

 

それで褒められるのもなんだか申し訳ないですが、自分が考えなしで行った「なんてことない行為」を彼が10年経った今でもハッキリ覚えていて、それで感謝をしてもらえるとは、こちらが「ありがとうございます」だなって思います。

 

わたしからしたら「点」の出来ごとが、他の人には「線」となって年月が経っても心に残っていることがあるのですね。

とてもしあわせな体験ができたなって感じています(*^_^*)

 

◯◯さんは歩くことに多少エネルギーが必要だけど、以前よりさらにアクティブになり、仕事で海外も飛び回り、なんと!スノボもまた楽しんでるそうです。リハビリがんばったんですね♩

 

時々ふと、自分のしていることに対して

「こんなことしていて誰の役に立っているんだろう」と思ってしまうときもあります。

でも今回のことで、それは自分では判断できないことなんだろうなと思えました(*^^*)