私なんか - 三角の月

「こんな私でごめん」「私なんか」というセリフを最近受けとりました。

持っている性質（性格）は人それぞれで、言葉の受けとり方もさまざま。

悪意なく放った言葉でさえ鋭い刃物になってしまう脆さが、コミュニケーションにはありますよね。

言葉については決して鈍感なほうでもなく、ふだんから個人的にはだいぶ気をつけている方だと自負しています。（それでも不完全、未熟な面も多々あるでしょう。）

仕事では人さまのお話を聞く、プラス、占いによるアドバイスを提供する立場ですから、【言葉が呪い】になってはいけないと意識して向き合っています。

前述のセリフはプライベートの知人から出たものですが、難しいな、、とその夜はぐるぐる考えてしまいました。

ポジティブが善で、ネガティブが悪だと決めつけて片付けるというのも違う。

どんな人だって必ず陰陽を持ち合わせていて、ネガティブに考えない、傷つかない人なんていないですよね。

言葉を選んだり表裏一体の表にスポットを当てたり、優しいニュアンスを添えたり、こちらの自己満足かもしれませんが雑にならないようにしているつもりでも、言葉をキャッチする器がもともとトゲトゲしていて、どんな言葉をその器に注ごうとしてもトゲで刺してしまうとしたら、そのトゲを除かない限り届かないかもしれない。

そして、そのトゲを除けるのはたった１人、本人しかいないのですよね。

感情や言葉の受けとり方を、外の人間が操作することはできません。

性格が簡単に変わらない、変えられないのと同じで、本人が自分で気づいて変化を求めないことには応援はできてもそこまでです。

人生経験からわたしの中でひとつハッキリしているのは、生きる道は【自分次第】だということ。

どの選択、どの決断でも自分が核です。

嫌なこと、ムカつくこと、悲しいこと、許せないこと

人生でたくさんたくさん降り掛かってきますよね。

そんなときは愚痴ったり叫んだりしてもOKです。

ぐっと我慢してやり過ごすのもありでしょう。

でもいつも思っていてほしい、【選択権は自分にある!!】と(*^^*)

自分が主導、自分が選ぶ、たとえ今は振り回されていたって、こっちはいつだって切り札きれるんだよ‼　とたくましく思っていてほしいのです。

「こんな私」「私なんか」は、相手（環境）に自分を差し出しています。