自分なりの「できる」

むかし保母さんをしていた70代の方が、話していたこと。

園に来るお母さんたちがみんな「家の子はあれができない。これがまだできない。」って、「できないこと」ばかり訴えるの、と。

私から見たら子どもたちは、あれもできる、これもできる、いろんなことができるのに。お母さんたちは不思議なことを言う。生まれる前は、健康だけを願っていたのにね。

とおっしゃっていました。

日本は特に「できない」に厳しいですね(^_^;)

その人が持つ個性や性質より、集団や社会のなかで一律に均等に馴染むことが優先的です。

できることより、できないことに焦点をあてて叩く。あちゃー！です。この国の教育の弊害です！笑

面接でもよく特技や資格について聞かれますね。あれがすごく苦手でございます笑

特技って「技」って書くし、ものすごく秀でた何かができなければ言ってはいけない気がしちゃう。資格だって、おー！って言われるぐらい、国家資格なみじゃないと相手にされない感・・車の免許証や英検なんか、当たり前だろうぐらいな無言の圧(*^_^*)笑

個人的には、みんなできることがたっくさーんあると思うんです。その人なりの「できる」。胸を張って自慢できなければ、「できる」に入れちゃいけないって、小さい頃から刷り込まれてるのでは？と思うぐらい、謙遜ならまだしも自己否定に繋がってるのがとても残念。

わたし、ピアノ弾けます。歌えます。英会話も簡単なことなら。子どもと遊ぶのも得意かも！何もない野原でも楽しむことができる！気持ちの良い挨拶ができるでしょ、目があったらにこってできるでしょ、、、後ろのほう、小学生みたいな発想ですが笑（あ、タロット占いもできるんだった笑）

ピアノも歌も自分より上手な人なんて世界中に山ほどいるし、英会話だって旅行で困らない程度で仕事になんかならないし、子どもを教えられる教員免許もない。

だけどだけど、そこで「できない」に入れちゃっちゃ、自分がかわいそう＆もったいない！

人と比べて自分の能力はこの位置、ではなく、ひたすら自分の伸びしろを楽しめばいいと思いませんか☺︎

物理的に「できる」ことにも感謝感謝です。

ピアノが家にあって手指が動いてレッスンに通える。ありがたいです。

野原があること、花や小鳥がそこここにいること、そこで自分が跳んだり走ったりできること。ありがたい本当に。

自分には何もない、何もできない、って思わないでほしくて。

話してると、この人こんなにできることがあるのに（わたしにはできないことたくさん）どうして卑下するのかな、、、と。

たのしいな、心地よいな、おもしろいなって感じながら好きなことをする。それでいいよね。上達や進歩の喜びを味わって、この人生これができてラッキーだなって（*^_^*）

自分ではこんなこと当たり前、みんなできるでしょ、って思ってることも意外とそうでもないですよ♩

自分が持っているもの、できること、大切に想ってね☺︎

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by Alba Ballesta Gonzalez

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