先日、5年ぶりにB'zのライブに参戦してきました♩
B'zは5年ごとに周年ライブを行なっていて(ベスト盤のライブみたいなもの)、5年前も行きました。
相変わらず、というよりますますパワーアップしたかのような稲葉さん!
58歳であのパフォーマンスを披露できるなんて、彼の日々のストイックさを物語っています。
そんなようなことを確か5年前も言っていて、自分は衰えを感じているのに笑、やっぱり稲葉さんスゴイ!と思うのでした。
暑い、遠い、人混みヤダなー、トイレも長蛇の列だろうなー、スタジアムだから帰りも電車乗るまで大変だろなー
もろもろのネガティブ思考を乗り越えて!笑、結局行ってしまえば気分は上がりまくり、それはそれは楽しい時間でした(^^)
スタジアムクラスのライブも久しぶりで、集まっている人たちの【好き!という熱量】と、そこら中にたぎる【アドレナリン放出のエネルギー】がものすごくて、生命力に刺激を受けているかのごとく、生きている!!という感じの2時間半でした!
5年前のライブの後、一緒に参加した友人と「5年後もまた一緒に来ようね!」って、楽しい時間のあとに当たり前のように口から出てくる言葉の約束をしました。
彼女はその2年後に大病を患い、症状も激しく進んでいて。
それを知ったとき、わたしの頭は一瞬にして真っ白に、失う恐怖心でいっぱいになりました。
今すぐ会いに行こうかな、と考えたけれど、
遠く離れた国に住んでいる彼女。各国で新型コロナによるロックダウンが始まっていたとき。
迷ったけれど、彼女が必要なときにちゃんとココにいられるように、自分が健康で楽しく暮らそう!と決めました。
自己満足かもしれないけれど、毎日インスタのストーリーズになんてことない日々の写真や動画をアップしました。彼女だけに見せるストーリー。
きっと痛くて辛くてしんどくて、こんな言葉でさえ陳腐になってしまうほど、彼女は苦しくて心細かっただろうなと想像します。
想像はできても、大病を患ったことのない自分には同じようにその苦しみを感じることは不可能なんですよね。
だから、ジレンマもありました。
楽しい自分を見せること、穏やかな日常を見せること、美しい世界を見せること。
受け取り方によっては、嫌がらせですよね。
でも、生きていてほしかったし、また会いたかったし、ココにいるからね!という気持ちを表したかった。
元気になったら、またこんな日々が待ってるよ、キレイな景色も待ってるよ、日常には素敵なものが転がってるよ。
だから生きて!!という、エゴと言われればそう。辛さが何にもわからないお前に、言われたくない!!そんな風にわたし自身が思うときもありました。
「会える!会える!また日本で会える!」呪文のように日々唱え続けて、月日が流れ季節が巡り、彼女はわたしの願いを叶えてくれました。
髪の毛がふさふさ結べるまでに長くなり、お肉もラーメンも食べられるようになって、5年ぶりにまたB'zライブに一緒に行きました。
本当にありがとうでしかないです。
彼女ががんばってくれたおかげで、わたしは後悔しないで済んでいる。
あのとき、何で飛んでいかなかったんだろう。
って悔やまないでいられる。
当たり前のように楽しい時間が過ごせて、当たり前のように「また5年後も来たいね」って言葉が出てきて、当たり前のように「またね」って言える。
本当はこれはぜんぶ当たり前のことじゃないんだよね。
当たり前のように【同じ時】を共有できるって、しあわせなことです。
生きているといろいろあって、残酷なことを突きつけられたりもしますが、毎日がありがたいなと思います。
5年後も立ちっぱなしで飛んだり跳ねたりできる体力をキープしなくては!!笑
彼女が撮った帰りの飛行機からの景色
富士山が小さく写ってる♩
「またね♡」