貫井徳郎さんの「壁の男」を読んで、このパートは多くの人にシェアしたいな〜と思ったのでピックアップ♪
内容は一切省きますが、才能の部分を学歴や肩書に置き換えても、うんうんと頷けます。
「才能がある人の方が偉いしすごいから、才能がない自分は価値がない。そう思ってるんじゃないの。でもそれは大きな間違いよ。考えてみて。どうして才能がある人の方が偉いの。根拠はあるの?」
中略
「有名な人は偉いの?お金持ちは偉いの?そう判断する根拠は何?そんな基準は誰が決めたの?誰に教わったの?」
中略
「じゃああなたは、自分より足が速い人は無条件で偉いと思うの?ただ足が速いだけで、ひどい性格でも、偉い人なの?おかしいじゃない。なんだってそうよ。才能の有無と、その人の価値は、まったく別の問題なの。才能があるからって、ただそれだけで人の価値が決まるわけじゃない。何をしたかが大事なのよ。」
中略
「才能に恵まれていることがイコール優れたことだなんて、ただの思いこみだから。同じように才能がないことを引け目に感じる必要もない。才能がないから駄目だというのも思い込みでしかないんだし。略」
※貫井徳郎「壁の男」より抜粋
生きていると人と比べて劣等感、コンプレックスを抱くことたくさんありますよね。
自分ってほんと何にもないなぁ。ダメだなぁ。って
本当はちっともそんなことないのにね。
才能がある人の人生が穏やかでキラキラしている、ということもないですし。
有名どころで言うとフレディ・マーキュリーもマイケル・ジャクソンも
凸凹な人生でしたね。良いときもあれば悪いときもあって。
玉置浩二さんもそうです。見ていてこちらが辛くなるほど彼の人生も凸凹でした。
(昨日、玉置さんのコンサートに行ってきました。もう言ってしまおう笑 高校生のときから好きです♪)
そして、わたしの人生も同じように凸凹。
みんなそれぞれ、乗り越えなくてはならない何かがデーンとあって
一生懸命に向き合い、自分なりに答えをだして歩いている。
人ひとりの人生って大切という意味で重たいです。
わたしはそれがとても尊いなって思います。
誰の人生がすごいとか、誰の人生のほうが立派とか、そんな線引きあるわけないですよね(*^_^*)
胸をはって自分の人生を紡いでいこう♪