バラバラが自然体

この紫陽花、一ヶ月以上ずっと咲いている。夏とちがって日差しが柔らかいから、焼けることもなくひっそり、こじんまりと。

６月に咲きたくなかったんだね(*^^*)　

自然界はみんな、どんな命もスピードやタイミングがバラバラ。姿形もそれぞれの個性で存在している。そして、それを誰も咎めない。

美しいな✧

わたしが自然や生きものを好きな理由のひとつが、そのあるがままの美しさです。

季節ごとに咲いている花や、見頃の桜、紅葉といったわかりやすい美しさではなく、ただ「生きる」ことを全うしている姿。

今の時期は道ばたの草花も枯れて茶色くなってきているものが多いけれど、それだって美しいなって思います。そのまんま。踏まれても荒らされても食べられても、まだ生きられるなら生きるよ、与えられた命が終わるまでね。って(*^^*)

弱肉強食で生き残るための必死さも含めて、命のことが最優先。というより命のことだけかもしれない。潔いというか、尊いというか、人間は自然界で生きるものに敵わないと思っています。クモの巣ひとつとっても、わたしはもう感動レベルだけどなー。

自然はときに猛威をふるったり残酷だったり怖い面もあるけれど、あるがままなので、わたしはいちばん安らぎを感じます。

散歩していても、落ち込んでいるときは励ましてくれるし、何かがんばっていたら褒めてくれるし・・え？声が聞こえるの？自然界と話せるの？

はい笑　なんて♩

自分が作りだしている声なのはわかっているけど、でも、自分にはちゃんと声として届いているような気がする。いや、もしかしたら本当に話ができているのかも！（おっと笑）

この花、枯れた姿もアーティスティックだなと思って写真撮ったんだけど、どうかな☺︎

日本ではここ数年で多様性うんぬん言われてきてるけど、なーんか違う。

相変わらず進む速さや方向性は同じものを求めていて、同調圧力も凄まじいし、自然界のような、みんなバラバラ、それぞれのペース、自分が紡いでいく生きる道、とやらは日本社会ではつぶされちゃうのかな。

わたしはバラバラがいいな。みーんな心地よく働いて、たのしく遊んで、次の世代への責任はきちんと果たして。

「生きてて疲れる」って異常なんだけど、小さい頃から横並びで凸凹を叩いて平たくされて、もう麻痺してきちゃうのかな。

心が疲れた人は、社会に合わそうとしなくて良いよー。そっちが合わせろや〜ぐらいで良いよい笑

命は平等にみんな終わるんだから、自分の人生は自分で責任をもって自分色に染めればよいよね(*^^*)

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